県内消費支出 2カ月連続減 10月9.6%減に
【那覇支局】県統計課は28日、10月の家計調査を発表した。2人以上の世帯の消費支出は1世帯当たり21万4138円となり、前年同月比で名目5.0%減少、実質は9.6%減少し、2カ月連続となった。
項目別(実質)では、全10項目のうち、家具用耐久財などの家具・家事用品が同65.9%、保健医療用品・器具の保健医療が同4.8%の2項目で増加したが、仕送り金などのその他の消費支出が同マイナス24.1%、自動車維持等の交通・通信が同マイナス16.5%%など8項目で減少し、2カ月連続の減少となった。
2人以上の勤労者の世帯の消費支出は1世帯当たり22万8284円となり、前年同月比で名目11.1%、実質15.4%の減少で2カ月連続の減少となった。
実収入は1世帯当たり41万232円で4カ月連続の増加。社会保障の給付、配偶者の収入などでの増加が影響した。可処分所得は1世帯当たり35万4368円だった。