市民文化祭児童生徒の部で市長賞・教育長賞を受賞した児童生徒の皆さん =市役所

8部門で103人受賞 市民総合文化祭児童生徒の部

 第17回市民総合文化祭(主催・市など)児童生徒の部の表彰式が24日、市役所で行われ、市長賞と教育長賞を受賞した103人の子どもたちに座喜味一幸市長(代読)、大城裕子教育長が賞状と副賞を手渡した。児童生徒の部は書道、美術、文芸4部門、工作、自由研究に2千500点余りの応募があり、市長賞51人、教育長賞52人を選出した。表彰式は2年ぶりの開催。
 小学校の学年ごとや中学校・高校、特別支援の部でそれぞれ受賞者を選出した。文芸は短歌・俳句・作文・詩の4部門で市長賞20人、教育長賞22人。書道と美術、工作はいずれも13人、10人、4人ずつを表彰。自由研究は市長賞4人、教育長賞3人。入賞者数は優秀賞・優良賞・佳作を含めて計509点。
 総合文化祭は一般・児童生徒の部ともに、3年ぶりの作品展示が未来創造センターで行われた。展示会と同時に、美ら島おきなわ文化祭2022の分野別事業として「詩(ことば)の祭典」も開催され、作品を鑑賞する来場客や祭典出席者など、大勢の人が文化芸術に親しんでいた。
 座喜味市長の代読で垣花和彦企画政策部長が「新型コロナウイルスはまだまだ警戒が続く状況だが、皆さんの作品に触れ、お顔を拝見しながら開催できることをうれしく思う。コロナに負けることなく一人ひとりが自己表現したことを心からたたえたい」とあいさつ。また「皆さんが文化芸術活動をはじめ、スポーツや勉学などを通して日々の生活を多いに楽しみ、ますます活躍することを期待している」と激励した。
 大城教育長は「作品から一人ひとりの個性や熱意が感じられ、大変感銘を受けた。将来の宮古島市の文化的発展を担う人材がたくさんいると実感し、とても頼もしく思う」と児童生徒をたたえた。また、子どもたちの活動を支えている保護者や教職員に感謝の意を表するとともに「教育委員会としても、文化祭の充実を含めた環境づくりに取り組む。市の子どもたち一人ひとりが大きな夢を抱けるようしっかりと支援していきたい」と述べた。

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