(前列左から)福本部長、砂川さん、新垣さん、島尻船長、桒田さん
=宮古島海上保安本部
宮古島海保「海の日」表彰 砂川さんらの功績称える
宮古島海上保安部(福本拓也部長)は4日、「海の日」にちなみ、海上保安思想の普及に尽力した海上保安協会宮古支部役員の砂川恵史朗さんや、6月に平良港で発生した転落事故で救助にあたったフェリーたらまⅢの船長らのほか、海洋環境保全活動に尽力した桒田勘治さんらを表彰した。
式典では福本部長が功績のあった一人ひとりに感謝状を手渡した。
このうち砂川さんは、10年以上にわたり海上保安思想の普及に尽力した功績が顕著と表彰され、「私のような若輩者がこのような賞を頂き大変恐縮。今後も保安協会のメンバーとともに保安業務への協力に尽力したい」と意欲を述べた。
またフェリーたらまⅢを代表して表彰を受けた島尻輝市船長は「当たり前のことをやっただけ。賞を頂けてびっくりしている」と話し、事故当時の様子について「遅れていたら危なかったかも知れない。事故現場を発見し、人命救助第一で行動した」と振り返った。
表彰を受けた人は次の通り(敬称略)。
【第11管区海上保安本部長表彰】砂川恵史朗、伊良部泰則
【宮古島海上保安部長表彰】新垣盛雄、フェリーたらまⅢ船長他乗組員一同、桒田勘治