新型コロナ 市84人、村1人確認
県は1日、宮古島市で新たに84人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。前週同曜日から14人の減。累計は1万4147人。多良間村は1人が確認され、累計150人となった。県内は3259人で、前週同曜日比697人(27.2%)の増で、曜日別最多を更新した。
市内の感染者10歳未満から90歳以上の男女。年齢別最多は40代の14人だが、50代と60代が10人、70歳以上が12人と、年齢の高い層に感染が広がっている。県は同日の会見で「高齢者施設内で感染が増えている可能性もあるが、詳細についてはこれから保健所が調査する」と述べた。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は2453.09人で、全国平均(1110.1人)の2倍を超える状態が続いている。
宮古地区の入院者は25人。うち宮古病院19人(重症1人、中等症12人、軽症6人)、民間病院6人(中等症1人、軽症5人)。病床使用率は37.9%。宿泊施設療養中33人、自宅療養中902人、入院調整中935人となっている。
県内の新規感染者3259人のうち、年代別最多は40代の590人、次いで30代の500人。10歳未満450人、10代413人と若年層の感染も多い。
県内で爆発的に感染が拡大している状況だが、2日から那覇空港で国際線の受け入れが再開される。韓国の仁川空港から2週間6便が運航予定。初日の予約は7月27日現在、ツアー観光客18人、ビジネス目的など35人の計53人。国際線ロビーで歓迎セレモニーも開かれるという。