宮古島地方の最高気温で過去最高タイを観測した宮古空港
=26日午後、同空港西側より撮影
宮古空港「猛暑日」35.3度 52年ぶり過去最高タイ
宮古島地方は26日、太平洋高気圧に覆われて晴れ間が広がった影響で、最高気温は朝から30度を超えて午後にかけてかなり高くなり、鏡原(宮古空港)では午後零時54分ごろに35・3度を観測した。気象台によると1971年7月に観測した宮古島地方の過去最高タイで、35度以上の「猛暑日」も同年以来52年ぶりとなった。
今季最高は25日に鏡原で34・3度を観測したばかりで、2日連続での更新となった。26日の各地の最高は宮古島(平良下里)が33・6度、下地島空港が34・3度、多良間仲筋の多良間空港が32・4度。
宮古島地方の過去最高は71年7月16日の35・3度、2番目は同年6月26日の35・1度。同年の宮古島地方は夏場を中心に186日間の干ばつに見舞われ、サトウキビが栽培面積7663㌶のうち3000㌶が全滅したという。