宮古土木事務所が電線地中化工事を行っている
=平良下里のマクラム通り
平良4カ所で電線地中化
沖縄県宮古土木事務所は現在、平良久松港線の3カ所とマクラム通り1カ所の計4カ所で、電線の地中化工事を行っている。台風時の停電など災害に強いまちづくりに加え電信柱が無くなることで景観を向上させることが狙い。
平良久松港線の工事現場は、公設市場からみつば幼稚園にかけて2カ所と宮古病院前。マクラム通りではJAのATMから下里通りとの交差点にかけて工事をしており、一部で片側交互通行となっている。みつば幼稚園近くの工期は来年1月25日まで、残り3カ所は8月31日まで。宮古病院前の作業はほとんど終了している。請負金額は4カ所合計で約2・9億円。
宮古土木事務所は「電線を地中化することで台風などの時に停電しづらくなり、災害に強いまちづくりにつながる。まちの景観向上も事業の目的」と説明。次年度以降の工事については「平良市街地から予算の範囲内で道路を選定し、順次進めていく」と述べた。