ドローンの操作についてキムさん(左)の説明を真剣に聞く福嶺小の児童たち
=福嶺小学校
福嶺小、ITクラブを結成
キャリア教育の一環として福嶺小学校(前川和昭校長)で13日、IT技術を学ぶ新しいクラブ活動が始まり、全校児童7人が保良在住でエンジニアのキム・ギホさん(54)からドローンの操縦などについて学んだ。今後はドローンで撮った映像をパソコンに取り込む作業も行っていく。
前川校長はクラブ設立について「子どもたちにいろいろな職業があることについて知ってもらい、将来につなげてほしい」と話し、地域と連携して子どもたちが将来への視野を広げられるよう学びの場をつくりたいと説明した。
部活動でギホさんは「操作中は常にバッテリーを確認し、30%を下回ったら、すぐに安全な所に着陸させる」などドローンの操作に加え、注意点も交えながら分かりやすく指導した。
児童たちは身を乗り出しながら説明を聞き、最後は自分たちで操作したドローンの映像を確認した。新城愛美さん(4年生)は「ドローンの操作が楽しかった。今日の授業で操作の仕方がよく分かったから、誕生日プレゼントにはドローンが欲しい」と笑顔で話した。
前川校長は「今後も地域の人材と協力しながらホームページ制作過程などについて学び、IT技術に興味を持ってもらえるよう取り組んでいきたい」と話した。