支持者らに向け「何としても勝利を」と呼び掛けた伊波候補
=那覇市の県民広場前
伊波氏「再び国政で諸問題を解決」
6年前に参議院に当選して以来県民の声を国会に届け、各種委員会で170回以上の質問をしてきた。皆さんの力で再び国政へ送り届けて頂き、沖縄の諸問題を解決したい。
8日に凶弾に倒れた安倍元首相に哀悼の意を表する。暴力をこのように使うことは絶対に許されない。
復帰50年の節目の年。キャンプハンセン近くの住宅に米軍の銃弾が直撃する許されない事件が起きた。平和な沖縄を作るため、米軍基地の返還を求める。最も止めたいのは普天間基地、辺野古新基地だ。南西諸島の軍事化も止めなければいけない。憲法9条の改悪を防ぎ、二度と沖縄を戦場にしないと約束する。
子どもの貧困は先送りできない問題だ。子どもたちが育つように学校教育、学校給食、医療の無償化などを国にも働きかけ取り組む。
沖縄の物価高などの苦しさを消費税5%の実現につなげる。落ち込んだ経済を玉城知事と共に立て直したい。
各地で結集した皆さんに本当に感謝する。勝利に向かって活動した証を残したい。投票箱が閉まるまで頑張っていく。
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伊波洋一 1952年1月4日生まれ。宜野湾市出身。琉球大学卒。宜野湾市職員、同市職労委員長、中部地区労事務局長を経て96年から県議を2期務める。2003年から宜野湾市長を2期。16年7月から現職。