個人住民税課税状況

宮古島市37億円で過去最多、22年個人住民税額

 宮古地区個人住民税徴収対策協議会(会長=伊川秀樹副市長)は24日、2022年5月末現在の現年分課税状況を発表した。それによると宮古地区の納税者数は2万6888人で前年同期比760人増加、市・県民税を合わせた課税額は37億9033万1千円で2億6523万5千円増加した。
 宮古島市は納税者数2万6478人(前年比725人増加)、課税額は37億3365万4千円(同2億7272万円増加)で過去最多となった。コロナ禍前からの建設業などの好調で居住者が増えたことから、全体的に収入が増えて課税者数が増えているという。
 多良間村は納税者数410人(同35人増加)、課税額は5667万7千円(同748万5千円減少)。21年の過年度追加徴収の反動で減少した。
 21年度の個人市村民税の徴収率は宮古島市が97.6%で0.2ポイント、多良間村が93.6%で0.3ポイントそれぞれ減少している。
 宮古島市の個人市民税普通徴収分の納付方法別実績は「コンビニ納付」が9966件(同299件増加)で2億1814万9千円(同16万1千円減少)、「金融機関窓口納付」が4193件(同536件減少)で2億9308万5千円(同1億793万5千円減少)、「口座振替」が1億1681万3千円(同375万4千円減少)、「インターネットバンキング等」が340件(同11件減少)で1426万8千円(同491万4千円減少)。
 宮古島市と多良間村は「普通徴収は口座振替による納付が可能なので、納め忘れや金融機関等へ出かける手間が省けるためぜひ利用してほしい。納期限内に納めるよう協力をお願いしたい」と呼び掛けている。

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