伊波氏(左から3人目)と支持者らがガンバロー三唱で団結を誓った =宮古郵便局前交差点

参院選沖縄選挙区 現職伊波氏が宮古で演説

 参院選沖縄選挙区に立候補を表明している現職の伊波洋一氏(70)は8日、宮古島に来島し各地で遊説を行った。宮古郵便局前での街頭演説会には、後援会宮古支部長の國仲昌二県議ら多くの支持者が集まり、雨の中「ガンバロー」三唱で団結を誓った。
 伊波氏は県議や宜野湾市長を務めた後、2016年の参院選で初当選。「この6年間、委員会で170回以上の質問を行うなど、宮古や沖縄の声を直接国政に届けてきた」と実績をアピールし「ウクライナ情勢を見ても、戦争が起きれば必ず住民が巻き込まれる。アメリカの言いなりで戦争を前提にして軍備増強を進める政府のやり方では平和を成し遂げることはできない」と訴え、自身と9月の知事選を控える玉城デニー知事への支持を呼び掛けた。
 國仲氏は「復帰50年を迎えたが、屋良建議書で問題提起した課題は一向に解決されていない。我々の声をしっかりと国に届けてくれる国会議員が必要。伊波さんを再度国会に送り出し、宮古・沖縄・日本のためにしっかりと働いてもらいたい」と応援。集まった与党系市議ら多くの支持者とともに団結を誓い「ガンバロー」を三唱した。

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