新型コロナ 市82人、県1467人の感染確認

 【那覇支局】県は7日、宮古島市で新たに82人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。前週と同数で13日ぶりに前週の同曜日を下回らなかった。累計は9110人。多良間村は23日連続のゼロ。累計85人。県内では新たに1467人が確認された。2日連続で前週を下回った。累計22万3910人。
 市内患者は10歳未満から70代の男女。前週同曜日と同数だった。80人以上の感染者が確認されるのは5月31日の82人以来、7日ぶり。年代別では10歳未満、10代の各17人が最多。40代の15人、30代の12人が続く。職業別では小学生の12人が最多。中学生の10人、公務員、高校生、無職の各6人が続く。確認中は9人。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は659・04人。
 宮古地区の入院中2人、宮古病院2人(中等症1人、軽症1人)。病床使用率は3・0%。宿泊施設療養中20人、自宅療養中296人、入院調整中133人。
 県内の新規感染者は前週の同じ曜日を2人下回った。年代別では10代の269人が最多。県基準の重症者は3人。新たなクラスター(感染者集団)も4例確認され、4月から5月にかけて那覇市の病院と3つの社会福祉施設で合わせて127人が集団感染した。累計670例。
 県の宮里義久感染対策統括監は宮古の状況について「病床使用利率は改善が見られるが、非コロナ病床使用率は依然としてひっ迫している。コロナ感染拡大警報を延長するかは感染状況を見て、判断したい」と話した。

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