上位トーナメントを制したfrom百道 =5日、下地与那覇の前浜ビーチ

宮古島ビーチバレー大会 出場者増、好天で盛況

 下地与那覇の前浜ビーチで開催された宮古島ビーチバレー大会2022(主催・宮古島ビーチバレー連盟)は5日、トップアスリートと地元の子どもたちが触れ合うエキシビジョンなどの全日程を終了し、大盛況のうちに幕を閉じた。予選リーグの上位2チームで行うトーナメントはfrom百道(ももち)が優勝。3位以下のトーナメントはアルマーニが制した。連盟の下地晃大会長は大会の成功を喜ぶとともに、継続と更なる発展を誓った。
 同大会は市が主催していたビーチバレー大会が19年に終了したことを受け、宮古島からビーチバレーの灯を消さないため市民有志が中心となって企画。2回目となる今大会には昨年を大きく上回る45チームが島内外からエントリー。天候にも恵まれ青空が広がる中、2日間にわたって熱戦を繰り広げた。

下位優勝のアルマーニ


 出場チームが出来るだけ多くの試合を行えるよう、予選リーグの上位と下位に別れて決勝トーナメントを実施。賞金商品総額は50万円で、それぞれ3位まで授与された。上位トーナメントの優勝賞金は20万円。
 宮古島市でキャンプを行っているスキージャンプ北京五輪金メダリストの小林陵侑選手、所属する土屋ホームの葛西紀明監督らも大会に出場。また、元全日本男子バレーボール監督南部正司さんやOB選手など、多くのⅤリーグ関係者もゲストとして来場。予選リーグと決勝トーナメントの間にトップアスリート同士でエキシビジョンマッチを行ったほか、会場を訪れていた地元の子どもたちとビーチバレーで触れ合った。
 宮古島市スポーツ協会の砂川恵助会長は表彰式で「笑顔溢れる楽しい大会だった。来年もぜひ多くの人に参加してほしい」と講評。下地大会長は「参加者も増え天候にも恵まれ、大いに盛り上がった大会になった」と成功を喜び、「前浜はビーチバレーをするのに最高な場所。さらに大きな大会に成長させていきたい」と意気込みを語った。
 大会の結果は次の通り。(カッコ内は賞金額)
【上位トーナメント】優勝from百道(20万)=▽準優勝=HEMHEM(10万)▽3位=ハイサイ(5万)
【下位トーナメント】優勝=アルマーニ(8万)▽準優勝=NEXERA沖縄(5万)▽3位=みなとみらい(2万)

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