前里さん(前列左から2人目)が講師を務める長寿大学の琉球舞踊講座が始まった
=西原公民館
長寿大学 各会場で講座始まる
今年度の長寿大学(主催・市社会福祉協議会)が1日、市内各地の会場で始まった。このうち西原公民館では、前里博美さんが講師を務める琉球舞踊講座に30人以上が参加し大いににぎわっていた。11会場で計21講座が6月中旬までに順次開講する予定。
会場は平良・城辺・上野・伊良部の各福祉センターや池間・久松・下地などの公民館、働く女性の家・未来創造センターなど。三線や大正琴、琉球舞踊といった伝統芸能だけでなく、フラダンスやクラフト、ヨガの講座も開かれる。
琉球舞踊で自らの会を持つ前里さんは「長寿大学で講師を務めるのは初めて。参加する方々と同じような年代だが、生涯学習で趣味などに取り組めるのはとても良いことだと思う。一緒に楽しみたい」と述べた。
西原地区老人会で演芸部長を務める池田美江子さんが声をかけ、多くの参加者が集まったという。池田さんは「西原の人は皆踊りが大好きで、地域の集まりでも盛んに披露されている」と笑顔で話した。
講座は来年2月までで、受講生は随時受付け中。問い合わせは市社協地域福祉課(72・3193、担当・我如古)まで。