一般外来診療制限などを来月6日まで延長した県立宮古病院 =同病院正面入口前

宮古病院 来月6月まで制限延長

 県立宮古病院(岸本信三院長)は新型コロナウイルスの感染状況に衰えが見えないことから、23日までだった一般外来の診療制限などを6月6日まで延長した。感染が収束しなれば、さらに継続する可能性もあるという。同病院では一般病床のひっ迫が続いており、市民に理解と協力を求めるとともに改めて感染防止対策を呼び掛けている。

 一般外来は原則として電話診療とする。化学療法や透析は通常通り。手術、検査は延期(がん、緊急性のあるものは通常通り)。救急外来や救急室受診患者の増加が予想されるため、発熱外来のある開業医やかかりつけ医の利用を求めている。精神科訪問診療、リハビリは延期する。

 同病院のコロナ関連の入院患者数は大型連休後半ごろから増えはじめ、今月9日から病床確保計画に基づき医療フェーズを4に引き上げている。

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