浜川健氏

浜川健さん死去 元伊良部町長、大橋実現など尽力

 旧伊良部町元町長の浜川健(はまかわ・けん)氏が17日午前7時28分、病気療養中の宮古島市内の病院で死去した。満81歳。告別式は21日、市内の葬儀場で親族のみで執り行われた。
 浜川氏は1941年生まれ。伊良部前里添出身。県立宮古水産高校(後に翔南高校、現宮古総実高校)、富山県立水産高校専攻科卒。徳洋漁業取締役、沖縄南方鰹漁業船主協会長などを経て、1994年町収入役。当時の町長辞職に伴う95年4月の町長選で初当選し、三期連続10年務めた。この間、町財政の健全化をはじめ、伊良部大橋実現、下地島空港残地利活用、さらには2005年10月1日の市町村合併に伴う宮古島市に尽力してきた。

関連記事一覧