不発弾処理地図

来月2日に不発弾爆破処理 半径496メートル立入禁止

 宮古島市は6月2日、真謝漁港と高野漁港の中間あたりに位置する平良福山神崎ビーチ付近のクバス浜で、計52発の不発弾の爆破処理を行う。同日午前6時10分から8時半まで、処理現場から半径496㍍以内への立ち入りを禁止する。市や自衛隊など関係各機関による事前対策協議会が17日、市役所庁議室で行われ、作業手順などを確認した。

 処理を行うのは2016年以降に市内各地で発見され施設に保管されていたものの一部で、米国製5インチロケット弾18発など、爆弾や砲弾計52発。6月1日午後に現場に搬入する。
 2日午前6時に現地対策本部を設置。同10分から、周囲半径496㍍の海上航行と陸上立ち入り、交通を規制する。範囲内に住居などは存在しないため、避難対象になる市民はいない。午後8時半までに撤去までを終わらせる計画だが、作業状況により変動する可能性がある。
 神崎ビーチは宮古空港に離着陸する航空機の飛行コースの真下にあたるため、旅客機の運行に影響を与えないよう早朝に作業することになった。当日に雷などで作業が遅れ民間機のフライト時刻に重なってしまった場合、作業は中止される。現在のところ、3日が予備日に設定されている。
 市防災危機管理課が作業の終了を屋外スピーカーでの放送や市ホームページ、SNSなどに掲載して市民に知らせる予定。

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