大宜見さんは絵本を手に「子どもたちに健やかに育ってほしい」と話した
はなのたね文庫 沖縄描いた絵本紹介
本土復帰50周年にあたり、平良西里の市ホーム2階にある、なのたね文庫「絵本楽祭(がくさい)・2022~沖縄の絵本を楽しもう!」が14日から2日間開催されている。子どもたちの健やかな成長を願い、沖縄の歴史や文化・自然・民話などを描いた絵本約60冊を閲覧できる。
同文庫代表の大宜見優子さんによると、イベントは毎年5月の大型連休に行っていたが今回は復帰50周年に合わせ時期をずらしたという。
展示されているのは宮古島を題材にした「サシバ舞う空」や久松出身の石垣幸代さん作「マンゴーの本」など自然を題材した作品のほか、琉球紅型染絵を挿絵に平和を描く「オバーとマーガ」シリーズなど。
大宜見さんは子どもたちに向け「たくさんの絵本を読んで沖縄の豊かな自然を楽しんで欲しい」と呼びかけたほか、保護者らに対し「大切な沖縄の自然、平和を考えるきっかけになれば」と話した。
イベントは15日までで開館は午前11時~午後6時まで。問い合わせは大宜見さん(090・1087・5136)まで。