11日夜遅くから12日明け方の大雨で水が溜まったサトウキビほ場
平良下里で105ミリ 11日夜中に大雨警報
宮古島地方は11日夜遅くから12日明け方にかけて、梅雨前線に流れ込む湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となり各地で大雨が降った。平良下里では1時間に34・5㍉(11日午後11時)と激しい雨を観測した。気象台は11日午後11時44分、宮古島市に大雨警報を発表し、12日午前4時8分には解除した。
11日午前0時から12日午前4時までの降水量は平良下里105・0㍉、鏡原64・0㍉、下地島空港40・0㍉、城辺24・5㍉、仲筋55・5㍉。
13日も梅雨前線に流れ込む湿った空気の影響で曇りや雨を予想。大気の状態が不安定なため、同日にかけて発達した積乱雲の下での落雷や突風、急な強い雨に注意を呼び掛けている。沿岸の海域ではやや波が高くなる見込み。
沖縄気象台が12日に発表した向こう1カ月(5月14日~6月13日)予報によると、前線や湿った空気の影響を受けやすいため降水量は多く、日照時間は平年並か少ないと見込んでいる。気温はほぼ平年並だが、1週目は冷涼な空気の影響を受ける時期もあって低いと予想している。