多くの市民が開店と同時にゴーヤー売り場に駆けつけた =8日、平良西里のあたらす市場

JA各店舗、「ゴーヤーの日」で特価販売

 2022年宮古地区「ゴーヤーの日」キャンペーン(主催・同実行員会)が9日、JAファーマーズマーケットあたらす市場をはじめ市内のAコープ各店で行われた。沖縄県内の約半分を生産する屈指の生産地である宮古島産の安心安全なゴーヤーを島内外の消費者に広くピーアールするとともに、消費拡大を図ることを目的として行ったもの。1袋100円の特価販売に開店前から行列ができ、ゴーヤーの日を目的に大阪から来たという観光客もいた。

 5月8日の「ゴーヤーの日」は、この時期にゴーヤーの出荷が最盛期を迎えることと語呂合わせで、1997年に制定された。宮古地区では「サンゴの島から育まれた野菜の王!宮古島産ゴーヤー!」として、市社会福祉協議会などに計200㌔を寄贈したほか、1袋約650㌘入りを100円で特価販売した。
 2400袋用意したゴーヤーは、あたらす市場で2千袋、市内のAコープ各店で計400袋を販売。このうちさらはま店では売り切れてしまったため、あたらす市場から追加を送ったという。あたらす市場には午前9時の開店前から大勢の買い物客が列を作り、次々と手に取って買い求めていた。同店ではゴーヤーの佃煮やかき揚げも販売した。
 毎日ゴーヤージュースを作っているという大阪府在住の田中ミチ子さん(80)は、キャンペーンの特売を主な目的に宮古島に旅行に来たという。田中さんは「豆乳とハチミツを混ぜたゴーヤージュースを毎日飲むのが私の健康法。大阪のスーパーでは高知産しか手に入らないため、本場のゴーヤーが買いたかった」と話した。1人2袋までの制限だったが、一緒に来た家族と手分けして大量のゴーヤーを買い求めていた。
 JAおきなわの202010月から21年6月におけるゴーヤーの出荷数量は1947㌧で、販売金額は7億2428万円。うち宮古地区は938㌧(48%)、3億5927万円(50%)と、県内屈指の産地となっている。今冬春期は生産農家139戸(前期136戸)、栽培面積1520㌃(同1481㌃)とそれぞれ微増した。
 今期の初期生育は良好だったものの、1~2月にかけて長期的な曇天や低温などの影響で一時出荷量が伸び悩んだ。4月からは盛り返し、前期並みの約900㌧を見込んでいるという。

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