21年度も販売実績を伸ばしたオクラ =JA宮古地区農産物集出荷場(資料写真)

初の販売額9億円突破 21年度農産物販売実績

 JAおきなわ宮古地区野菜.果樹生産出荷連絡協議会の2021年度農産物販売実績は、9億3853万円(計画比94%)で前年度比10.15%、8650万円増加。初めて9億円台に乗り、目標の年間「10億円」に近づいた。多くの品目で生産量、販売額ともに伸びているがオクラ、マンゴー、トウガンなどがけん引。特に新規生産者が増えているオクラは1億6千万円と前年度に続いてゴーヤーに次ぐ販売額となっている。

 JAおきなわ宮古地区営農振興センターによると、オクラは2年連続の1億円台。生産量は18年度53㌧、19年度55㌧から20年度は自然災害に伴う全国的な需要増加により120㌧と大幅に伸ばした。県内では南部に次ぐ生産量となっている。露地栽培で初期投資が少なく小さな面積でも作付でき、新規生産者が参入しやすいという。同センターは「価格は一時期ほど高くはないが比較的安定している。生産者が急増している分、定着に向けてしっかりと栽培指導を徹底したい」と話している。
 ゴーヤー、トウガン、インゲンは今年1月下旬から2月の悪天候による開花や果実肥大の不良などにより伸び悩んだものの、昨年4月~6月の生産量でカバーしたという。カボチャは388㌧で前年度の345㌧を上回ったが年々高齢化に伴い生産者が減っており、18年度の478㌧、19年度の428㌧に対して減少傾向にある。
 主な品目の販売数量と販売額は▽カボチャ388.2㌧(前年度比12.36%増)、1億4366万円(同11.34%増)▽ゴーヤー910.0㌧(同3.86%増)、3億4264万円(同1.45%減)▽トウガン697.4㌧(同6.20%増)、1億3370万円(同21.17%増)▽インゲン73.3㌧(同3.09%増)、6626万円(同5.85%減)▽メロン20.5㌧(同24.35%減)、1441万円(同5.86%増)▽マンゴー56.7㌧(同75.5%増)、6788万円(同60.63%増)▽オクラ163.6㌧(同35.88%増)、1億6660万円(同25.90%増)―。

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