城東中の生徒らはYSF中や横浜の文化を調べ、発表した
=城東中体育館
城東中、横浜SF高付中と親睦深める
市立城東中学校(比嘉豊樹校長)は25日、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校(YSF)付属中学校(長瀬哲校長)=横浜市鶴見区=との交流会を実施した。YSF中の2年生80人が城東中を訪れ、互いの学校や地域の特色を紹介しながら親交を深めた。
交流は2019年、YSF中の研修旅行中に旧城辺中へ訪れて以来続いている。近年はコロナの影響で訪問できずオンラインでの会議などで交流を続けていた。
開始の挨拶で城東中2年生34人の代表、吉濱剣翼さんは「宮古島へようこそ。今日を充実したものにするためさまざまな調査をし、楽しめるような内容を考えた。最高の一日にしよう」と力強く話した。
YSF中は発表のなかで宮古島の食文化史などについて説明し、寸劇を交えてゴーヤチャンプルの成り立ちなどについて説明した。
城東中はYSF中の特色や横浜の観光地などについて調査を発表し、横浜の郷土料理であるサンマーメンや観光スポットの横浜中華街などを紹介した。
比嘉校長は「交流会の内容はオンライン会議を重ね実行委員の生徒らが主体的に決めた。『伝え合う』という本校の教育目標を実践し、今日の経験が将来島から出たときの知見になれば」と話した。
また引率したYSF中の清田英美校長代理は「本校の理念に『本物を体験させる』があり、訪問はその一環。生徒らは宮古島に行けるというだけで目がキラキラしていた。島の心温かい人に受け入れて頂いて有難い」と感謝を述べた。
YSF中は滞在中にシュノーケリングや地下ダム見学、ビーチクリーンなどを体験し、横浜に帰るという。