夏のような暑さの中で鳴くミヤコニイニイ =宮古島市内

ミヤコニイニイ、鳴く ことし最高の29.6度

 若夏の訪れを告げるかのようにミヤコニイニイの鳴き声が市内各地で聞こえている。気象台によると、22日は鏡原で6月上旬並の最高気温29・6度(午後1時19分)と今年1番の暑さを観測。当分は気温の高い日が続きそうだ。

 宮古諸島固有種のミヤコニイニイは体長21~26㍉と小さいが、国内のニイニイゼミの仲間では最も大型だという。4月から6月にかけて成虫が現れ、群れになって木に集まることもある。
 22日は南から暖かい空気が入り、日照時間も多かったため気温が上昇。最高気温は平良下里でも29・3度、仲筋で28・7度、下地島で28・4度を観測した。きょう23日も最高気温29度が予想される。向こう1週間も気温は平年より高い日が多く、かなり高い日もあると見込まれている。

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