新型コロナ 宮古島市新たに47人、県内1355人

【那覇支局】県は7日、宮古島市で新たに47人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。累計は4263人。多良間村は9日連続のゼロ。累計76人。県内では新たに1355人の感染が確認された。累計13万188人と13万人を超えた。県は同日、新たに10例のクラスター(感染者集団)を報告した。累計582例。

 市内患者は10歳未満から70代の男女。前週同曜日の30人と比べると17人増加した。推定感染経路は38人が明らかになっていない。年代別では20代、30代の各10人が最多で10代の9人が続く。職業別では会社員の8人が最多で小学生、公務員の各6人が続く。確認中は5人。1週間当たりの人口10万人当たりでは466.82人。
 宮古地区の入院中3人、宮古病院2人(中等症2人)、民間病院1人(中等症1人)。宿泊施設療養中12人、自宅療養中170人、入院調整中106人となっている。
 県内患者は10歳未満から90歳以上の男女。前週の同じ曜日を223人上回った。16日連続で前週の同曜日を上回った。年代別では10代が最多。県基準で重症者は2人。クラスターは那覇市の社会福祉施設や保育施設などで1月から3月に発生し、合わせて156人が集団感染した。
 県の糸数公保健医療部長は「知事は1日の感染者数が1000人を超えた3月30日から第7波に入った認識がある。来週にかけてどのような感染の動きをするかで対応を考えたい」と話した。
 前日までの直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数513.36人は13日連続で全国ワースト。全国平均は258.42人。

関連記事一覧