試合終了後、スタンドにあいさつする宮古ナイン
=アグレスタジアム北谷
宮古、沖縄尚学に惜敗 県高校野球春季大会
【那覇支局】第69回県高校野球春季大会(主催・県高野連)の第10日が2日、アグレスタジアム北谷で行われ、宮古が沖縄尚学と準決勝を戦い、0対1で惜敗し、決勝進出を逃した。宮古は3回に長打を浴び先制を許す。宮古は四球などで出塁するものの、ヒットが出ず、無安打完封負けを喫した。次戦は3位決定戦を9日、前原とアグレスタジアム北谷で戦う。宮古は4強進出を果たしたことで、夏の甲子園大会の県予選のシード権を獲得している。
宮古は3回、長打を連続で浴び先制を許す。両チームとも、得点のチャンスを作るもあと1本がでず、投手戦が展開された。投手の沖勇作は8回を被安打4、1失点に抑える好投も打線に1本がでず、勝利につなげることはできなかった。対する沖尚の吉山は宮古相手に1本のヒットも許さず、三塁を踏ませないノーヒットノーランで勝利し、決勝に駒を進めた。
試合結果は次の通り。
▽準決勝
宮古
000000000-0
00100000×-1
沖縄尚学
(宮)沖―川根
(沖)吉山―前盛
▽三塁打=前盛(沖)
▽二塁打=知花(沖)
宮古の平良栄二監督
「敗因は自分の采配ミス。良い投手を打つことが夏の課題になった。沖は凄く良い投球をして成長したと思う。夏はリベンジして、3年生と長く試合をしたい」
砂川竜之介主将
「試合が始まるまではこんなに良い試合ができるとは思ってなかった。悔しい気持ちもあるが、準決勝まで来たのはうれしい。夏に向けて身体を作っていきたい」