適正飲酒推進優良事業者認定証交付式で座喜味市長(左端)、田場署長(右端)と6酒造所関係者
=16日、市役所庁議室
6酒造所に認定証交付
宮古かぎすま安全なまちづくり推進協議会(会長・座喜味一幸市長)は16日、適正飲酒推進優良事業者認定証を宮古島市内で泡盛を製造する池間酒造、沖之光酒造、菊之露酒造、多良川、渡久山酒造、宮の華の6酒造所に交付した。宮古島警察署管内では14事業所が認定されており、今回で計20事業所となる。
市役所庁議室で交付式が行われ、6酒造所を代表して多良川総務部主任の平良清美さんが、「成人の適正飲酒及び未成年者飲酒防止3ヶ条」を宣言。座喜味市長が認定証、副会長で宮古島署の田場義浩署長がリストバンドを6酒造所代表や社員に手渡した。
座喜味市長は、子どもたちの健全育成や、観光客を美しい自然と肝心(ちむぐくる)で迎えるための安心な島づくりを強調し、「酒は人生を豊かにするものだが、飲み過ぎると事件や事故につながることもある。警察署、行政、認定された皆さんで力を合わせ、飲酒による事故のない過ごしやすい街づくりに取り組もう」と述べ、適正飲酒推進に協力を求めた。
制度は県警及び県教育庁が推進する「ちゅらさん運動」の一環で、適正飲酒の取り組みを自主的、積極的に実施する事業所を認定し、県民に公表することで飲酒に絡む事件や事故のない地域社会を実現することを目的としている。