庄司副会長(右)が座喜味市長に審議結果を答申した =市役所市長室

市景観審議会 シギラの設計変更認めず

宮古島市景観審議会の庄司優副会長は16日、市役所に座喜味一幸市長を訪ね、ユニマット南西不動産(高橋洋二代表)が提出したシギラリゾート内に建設予定のホテルレジデンス設計変更案を認めないことを答申した。シギラ側からは計画取下げの書面が届いているという。

県道235号から見たシギラミラージュ。右が(仮称)レジデンスの建設予定地=上野新里

 今回提出された(仮称)シギラミラージュ&ホテルレジデンスの高さは約44㍍で、市景観計画の基準を大幅に超えている。2020年に設計案が提出された際は、周辺が全て同リゾートの土地であることなどから、県道235号保良上地線から見た高さが12㍍以下にするなどの条件付きで特例として認められた。
 現在稼働しているホテルミラージュも同様の条件で、最上階に行くにつれて階段状に細くなり威圧感を与えない建物にするとの審議会の要求を満たしたため、建設が認められた。20年提出のレジデンス設計案も同じく圧迫感軽減に努めているとして、審議会の了承を得ていた。
 シギラは販売計画見直しのため、客室を減らし1部屋のサイズを大きくする設計変更を行い、建設案を審議会に提出。直方体のような建物になっていることに委員から異論が噴出した。答申では「建物形態・屋根形状を再度検討し、高層建築物による圧迫感の軽減・県道からの眺望に対する配慮を求める」としている。
 シギラが申請を取り下げたため、是正勧告は行わない。市は20年案であれば問題なく建設可能としているが、変更する場合は再度審議会に提出する必要がある。シギラは「今後の対応については社内で調整中」とコメントした。

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