市が直接施行で移転した動産
=平良東仲宗根
竹原地区で宮古初 「直接施工」で動産移転
市は竹原地区を区画整理し道路や公園を整備するため、地域の主権者から少しずつ土地を提供してもらい(減歩)それぞれの土地を四角く整える作業を進めている。公園にする予定の土ほかの所有者との合意が難航し同意が得られなかったが、ほかの地権者との公平性や公共の福祉の観点から、文書による通知など必要な手続きをとった上で、動産の移転に踏み切った。
委員会では当局から「相手方に不法行為などがあったわけではなく、『行政代執行』とは全く異なる手続きであることを理解いただきたい」との説明があった。
同日午後3時に、移転した動産の引き渡しを行うことを所有者に通知していたが、待ち合わせ場所に所有者は姿を見せなかった。