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平和ネット 「基地のない沖縄を」

 宮古島平和ネットワーク(下地博盛代表)は22日、市議会の市民ネット結会派室で会見を開き、復帰50年宣言に軍事機能強化を拒否し『基地のない沖縄』を目指すことを盛り込むことを玉城デニー知事に要請すると発表した。

 1月7日の日米安全保障協議委員会(日米2プラス2)で、自衛隊と米軍が一体となり訓練・施設を共同化していくことが発表された。同ネットワークは自衛隊配備が沖縄の基地負担増につながることは明らかであり、民間施設が日米合同訓練に使用される可能性もあるとして、玉城知事に屋良建議書を踏まえ米軍と自衛隊の軍事機能強化を拒否するよう求めた。
 具体的には▽すべての戦争およびこれにつながる一切の政策に反対し沖縄を含むアジア全域の平和を維持すること▽自衛隊の沖縄配備強化に反対を表明することを要請している。
 また、南西諸島の陸自配備最大の問題は有事の際の住民保護の視点が欠落していることとして、岸信夫防衛大臣に対して住民の命と暮らしを脅かす配備をしないことを要請する。

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