新型コロナ 市内でクラスター3例

【那覇支局】県は10日、 宮古島市で新たに28人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。 5日連続で前週の同じ曜日を上回った。 累計は3395人。 市内で新たなクラスター (感染者集団) が3例確認された。 県内累計は478例。 県内では新たに699人の感染が確認された。 累計8万9181人。 17日ぶりに前週の同じ曜日を上回った。 13日連続で1000人を下回った。 県は同日、 新たに2人の死亡を発表した。 累計415人。

市内患者は10歳未満から90歳以上までの男女。 前週の14人と比べると14人上回った。 年齢別では30代の7人が最多で40代、 80代各5人となっている。 推定感染経路は17人が明らかになっていない。 職業別では無職7人が最多で次いで会社員4人、 農業2人となっている。 確認中は7人。 1週間当たりの人口10万人当たりでは250.80人。
市の入院中20人は宮古病院15人 (中等症10人、 軽症3人)、 民間病院5人 (中等症1人、 軽症4人)。 宮古地区の確保病床は70床。 宿泊施設療養中22人、 自宅療養中69人、 入院調整中81人となっている。
市内でのクラスターは社会福祉施設で19人、 別の施設で17人、 医療機関で27人が確認された。 医療機関のクラスターには県から感染対策の支援が行われている。 いずれも先月に発生し、 現在は落ち着いているとみられる。 県は残り2件の未公表のクラスターがあるとし、 情報がまとまり次第、 公表するとしている。
県内患者は10歳未満から90歳以上の男女。 年代別では10歳未満が最多。 県基準で重症者は4人。 豊見城市の90代女性と糸満市の90歳以上の死亡が報告された。
当日までの直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数288.33人は県の警戒レベル判断指標ではレベル4 (非常事態)。 病床使用率 (53.2%) はレベル3 (感染まん延期) の50%を超え、 重症者用病床使用率 (24.8%) はレベル2。

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