新型コロナ 宮古島市2日間で24人

 【那覇支局】県は7日、宮古島市で新たに10人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。8日ぶりに前週の同じ曜日を上回った。6日は14人。2日間で合わせて24人。累計は3308人。県内では新たに316人の感染が確認された。累計8万7106人。2週間連続で前週の同じ曜日を下回った。10日連続で1000人台を下回った。6日は511人。2日間で合わせて827人。県は同日、新たに3人の死亡と「第5波」の7例のクラスター(感染者集団)が確認されたと発表した。累計410人。「第6波」の死亡者は累計12人。クラスターの累計は465例。

 市内患者は10歳未満から80代までの男女。前週の7人と比べると3人上回った。年齢別では30代の3人が最多で70代の2人が続いている。20代はゼロ。推定感染経路は6人が明らかになっていない。職業別では農業2人が最多。確認中は1人。1週間当たりの人口10万人当たりでは172・08人。
 市の入院中17人は宮古病院10人(中等症4人、軽症6人)、民間病院7人(軽症7人)で使用率は25.8%。宿泊施設療養中21人、自宅療養中72人、入院調整中46人となっている。
 県内患者は10歳未満から90歳以上の男女。前週の511人と比べ38.2%減少した。年代別では10歳未満が最多。県基準で重症者は2人。新たに死亡が確認されたのは浦添市の70代男性、沖縄市の90代男性、糸満市の80代の男性。クラスターは本島中南部で「第5波」の昨年7月から9月に発生し、合わせて68人が集団感染した。
 全国と比較可能な前日時点の直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数302.53人は全国20位に改善した。
 当日までの直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数293.44人は県の警戒レベル判断指標ではレベル4(非常事態)。病床使用率(60.2%)はレベル3(感染まん延期)の50%を超え、重症者用病床使用率(29.2%)はレベル2。

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