県内709人、1周間連続1000人下回る

 【那覇支局】県は4日、宮古島市で新たに13人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。5日連続で前週の同じ曜日を下回った。累計は3271人。県内では新たに709人の感染が確認された。累計8万5608人。11日連続で前週の同じ曜日を下回った。1週間連続で1000人台を下回った。

 市内患者は10歳未満から80代までの男女。前週の14人と比べると1人下回った。年齢別では10歳未満、40代の各3人が最多で、次いで20代2人となっている。10代はゼロ。推定感染経路は11人が明らかになっていない。職業別では無職2人が最多で、サービス業、会社員、製造業、公務員、小学生が各1人。確認中は6人。1週間当たりの人口10万人当たりでは192・22人。
 市の入院中19人は宮古病院9人(中等症5人、軽症3人、無症状1人)、民間病院10人(軽症10人)宮古地区の確保病床73床に対する使用率は26%。宿泊施設療養中19人、自宅療養中86人、入院調整中47人となっている。
 県の糸数公医療技監は「宮古は他地域に先行してまん延防止等重点措置が解除される予定だが、完全に感染が収まっているわけではなく、今も飲み屋街や高齢者施設で何人か感染者は出ている」と述べ、その上で「気を緩めずに慎重な行動を引き続きお願いしたい。また、検査体制は継続するので積極的に受診してほしい」と呼び掛けた。
 県内患者は10歳未満から90代の男女。前週の1073人と比べ34%減少した。年代別では40代が最多。県基準で重症者は4人。
 全国と比較可能な前日時点の直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数366.37人は全国16位に改善した。
 当日までの直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数341・86人は県の警戒レベル判断指標ではレベル4(非常事態)。病床使用率(63.4%)はレベル3(感染まん延期)の50%を超え、重症者用病床使用率(33.3%)はレベル2。

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