犬・猫の去勢、避妊手術715件

宮古島市は18日、2021年度の犬・猫去勢および避妊手術は11月までに715件になったと発表した。動物愛護管理法の改正により犬や猫の飼い主は適正な飼育が困難になる場合の繁殖防止が義務付けられており、市は予算を増額して対応を強化している。

 手術の内訳は犬が143件(去勢74・避妊69)、猫が572件(去勢244・避妊328)となっている。20年度は犬が169件(去勢71・避妊98)、猫が492件(去勢201・避妊291)の計661件で、猫の増加が著しい。
 当初予算が無くなったため11月の手術は33件と10月の162件から大きく減少したが、補正予算を追加して受付を再開している。
 助成額は犬の去勢手術が1匹あたり5000円、避妊は1万円。猫は去勢2500円、避妊5000円。犬は登録と狂犬病予防接種をしていることが条件で、猫は飼い主の住民票抄本添付が必要。
 赤嶺獣医科医院(72-7976)、麻布十番犬猫クリニック(79-8612)、ちばな動物病院(73-8853)、宮里動物病院(73-6130)で受け付けている。問い合わせは市環境衛生課(75-5121)まで。

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