仲宗根理事長(右から3人目)が砂川事務局長(同4人目)に寄付された食料品を手渡した
=平良下里のJC会館
市社協に食料300品贈る
宮古青年会議所(JC、仲宗根清二理事長)は17日、16日まで実施したフードドライブで市民から寄付された食料品の贈呈式を行い、市社会福祉協議会の砂川信雄事務局長に約300品を手渡した。市社協を通じ困窮世帯などに配布される。食料品の寄付は今後も継続して受け付ける。
フードドライブは11日から6日間実施。想定よりも多くの食品が集まったという。仲宗根理事長は「多くの市民がフードドライブに賛同してくれ、温かい気持ちを頂いた。子どもたちが将来に希望を持てるきっかけになってほしい。貧困問題は一朝一夕に解決できないが、これからもできることに取り組んでいたい」と意欲を語った。
市社協はフードドライブを始めて3年目になるという。砂川事務局長はJCの積極的な協力に感謝し「市民からの寄付もどんどん増え、支援の輪が広まっている。市から貧困問題や食品ロスがなくなるよう願っている」と述べた。