各公園に密を避ける呼び掛けの看板が立っている
=平良下里のパイナガマ海空すこやか公園
各公園 開放継続に感謝の声
宮古島市は11日、公園などの屋外施設は立て看板で注意喚起を行った上で利用可能とする方針を定めた。各地の公園には距離を取って遊ぶよう呼び掛ける看板が設置されている。遊びに来ていた市民からは公園の開放継続を感謝する声が聞かれた。
市内での新型コロナ感染急拡大を受け、市は対策本部会議で総合体育館などの屋内運動施設閉館や図書館、クリーンセンタープラザ棟での滞在時間制限などを決めた。公園などほとんどの屋外施設は感染対策徹底などの条件付きで開放を継続している。
2歳の子どもを連れてパイナガマ海空すこやか公園に来ていた男性は「子どもがとても公園に来るのが好きなので、閉鎖されないのはありがたい。ほかの家族と近寄らないようお互い距離を取って遊んでいる印象だが、来る人も少なくなっている」と話した。