元旦の年賀状配達に出発する宮古郵便局の社員 =1日、同郵便局

元旦16万5千通届ける 年賀状配達で出発式

日本郵便沖縄支社宮古郵便局(津嘉山正一局長)では1日、年賀郵便の元旦配達出発式が行われた。2022年の日の出とともにオートバイに乗った社員が出発し、市内の各家庭などに年賀状を届けた。今年、同郵便局は約16万5千通(前年18万6千通)の年賀状を配達した。

 出発式は午前7時10分、郵便局構内駐車場で行われ、津嘉山局長が「いよいよ皆さんが細心の注意を払い、懸命に準備してきた年賀状を心待ちにしている各家庭に届ける。年賀状は人と人を、大切な人と『心をつなぎ』、『想いをつなぐ』贈り物。一通一通心を込めてていねいに届けてほしい」とあいさつ。
 配達する社員を代表して年男の前里浩明さんが「一通一通に大切な想いが込められた年賀状を真心込めて届けるという任務の重みを十分に受け止め、責任をもって届けるととともに全社員が無事故で元旦配達を完結することを誓う」と決意を表明した。
 明け方のまだうす暗い中、年賀状を積んだ39台のオートバイがライトを点灯させて次々と出発。郵便局前には配達する社員の家族らが訪れ、拍手で送りだしていた。
 今年の元旦に全国で届けられた年賀郵便物数(速報値)は10億3千万通(1人当たり約8通)で前年比11%減、このうち沖縄県内は467万通。

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