シーサーをライトアップ　医療従事者に感謝込め

　宮古青年会議所（以下ＪＣ、具志堅貴明理事長）は14日午後７時から９時まで、カママ嶺公園のシーサーすべり台を青色にライトアップする。医療従事者や小売店職員など日々の生活を支える仕事に就く人に感謝の気持ちを届け、新型コロナウイルス感染症に起因する差別や偏見をなくし、感染拡大の１日も早い終息を願うことが目的。

　青色はイギリスの国営医療サービスのシンボルカラーにちなんで選ばれた。医療従事者への感謝の気持ちを込め建物などを青色にライトアップする取り組みが国内外で広がっているという。宮古病院から見えること、シーサーが守り神であることからカママ嶺公園が選択された。
　具志堅さんは「医療従事者の頑張りで日々が守られていることに感謝する時間にしてほしい」と語った。ライトアップは１日だけだが、ＳＮＳなどで「＃ありがとう」などハッシュタグをつけて動画を投稿し感謝を届けてほしいという。
　照明機材などは総合イベント業を営む平良下里のパックが無償で提供した。