就農サポート講座で担い手29人が修了

 2009年度就農サポート講座(主催・宮古地区青年農業者育成確保対策協議会)の閉講式が16日、宮古農村青少年教育センターで行われた。同協議会の下地秀一会長が29人に修了証書を授与し、将来の農業担い手たちに期待を込めた。

 下地会長は「講座では基礎を学んだが、今後もさまざまな勉強を積み重ねる必要がある。これを機に農業に利用できる技術を習得し、宮古の農業を背負うように頑張ってほしい」と述べ、激励した。
 同講座は、従来の新規就農基礎講座の名称を変更し、早期の経営確立と認定農業者への誘導を図ることを目的に、より応用的・実践的な内容を加味して6月16日に開講。受講者らは▽土壌診断と施肥設計▽さとうきびの栽培・共済▽病害虫防除対策と農薬の適正使用▽肉用牛の基礎知識と宮古地区の現状▽農業経営の基礎知識▽野菜の接木▽果樹栽培の現状とマンゴーの栽培管理▽マンゴーの先進地視察―などに取り組んだ。
 修了者は次の通り。
 井上好英▽大浜忠市▽狩俣博伸▽下里貞徳▽新城利保▽砂川智紀▽石川敦子▽伊藤民子▽伊波綾子▽亀田龍太郎▽北村はなえ▽久貝明▽久貝陽子▽島尻邦子▽下地克彦▽下地正▽砂川勝哉▽砂川幸子▽砂川武則▽砂川仁志▽平良明▽泊貴雄▽永留沢樹▽西里昌貴▽西原利芳▽比嘉亜里沙▽比嘉貴絵▽松川晋▽与那覇勝郎

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