置き去りにする勇気も必要か 千葉の記録的豪雨で見直される「自動車の水没事故」
13日から14日未明にかけて千葉県内では記録的大雨となり、一部地域ではレベル5大雨特別警報およびレベル5土砂災害特別警報が発令された。
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今回の大雨の結果、同県内では6人以上の死者や複数人のけが人が出ており、少なくとも5億円以上の経済影響が出ているという。
今回の豪雨に関しては前日発表の天気予報でもほぼ予測不能だったこともあり、千葉県内では多数の帰宅困難者のほか、自動車の水没事故が相次いでおり、置き去りにされた自動車が今も一部で回収できていないほか、車の中に閉じ込められ命を失ったケースもあるという。
今回の水没事故を受けて、日本自動車連盟(JAF)は公式X(旧Twitter)にて注意喚起を行っており、「走行中なら慌てずに自動車を止める」「エンジンを停止し避難する」など具体的な避難方法を伝えている。
また、国土交通省については同じく千葉県に大きな影響を与えた2019年の「令和元年の台風19号」からの教訓を受け、「水没した自動車」の危険性を訴えるコーナーを2019年11月に作成していた。
同省のホームページによると「自動車はもともと水深が深い場所を走行できるように設計されていない」という前提を理解し、「冠水した道路に安易に進入しないこと」「冠水路で自動車が動かなくなった場合には早めに脱出すること」が重要であり、脱出に必要な道具である緊急脱出ハンマーおよびシートベルトカッターの導入を勧めている。
だが、いざ「雨水が車内に入ってくる」という恐怖に直面すると、人間は冷静さを保てなくなるため、実際のところは難しく「命」と「自動車」をてんびんにかけて、最終的な選択をする必要がありそうだ。
日本における台風シーズンはまだまだ続くため、自動車ユーザーによる台風対策は引き続き必要になりそうだ。






