大村秀章知事「来てほしくなかった」発言を釈明も火に油 「ハッキリ言ってるじゃん」と疑問の声
愛知県の大村秀章知事が7日にX(旧Twitter)を更新。「第20回愛知・名古屋アジア競技大会」に出場したタイ代表チームに対する「来てほしくなかった」という自身の発言を釈明したものの、さらなる疑問の声を集めている。
4日に閉幕した「第20回愛知・名古屋アジア競技大会」。今回の大会では開幕直前に新競技「テックボール」などが追加されたことで宿泊先の用意が間に合わず。不手際も重なった結果、タイ代表チームが宿泊先として指定された客船に入れずに船のロビーの床で寝るという事態が発生した。
また、食事に関しても「少なすぎる」という不満が相次ぎ、タイ国内の新聞も報じることとなった。
農林水産大臣の失言問題で再び注目される「鬼門ポスト」前大臣の再任も現実的に
こうしたトラブルについて、大村知事は6日の定例会見でテックボールの選手の宿泊や食事提供の管轄が大会組織委員会にないことを強調した上で、タイ選手の食事への不満について「ちょっとひどいね、いくらなんでもね。タイの選手だの、監督、コーチだの。この人たち、何しに来たんだろうな? と。こうやって再生回数稼ぎにきたの? という風に私はそのとき思いましたけど」と苦言。
さらに、「いや、正直それは……。というかこれ以上言うとアレかもしれないけど」と一瞬ちゅうちょした上で、「まあ、あんまりこういう人は来てほしくなかったという風に思いましたけどね、そのときは」と発言した。
この発言はタイのネットメディアなどでも取り上げられ、物議を醸している。
騒動を受け、大村知事はXで「記者会見において、私から、タイチームに対して、『来てほしくなかった』と発言したように誤解される新聞報道がありました」と言及。
正確な自身の発言として、「『テックボールのお昼の会場のそばの、お昼のあれでこんな料理しかないとか言われ、ちょっとひどいねと。いくらなんでもねと。タイの選手団の監督、コーチは、この人達は何しに来たんだろうなと。こうやって再生回数を稼ぎに来たのというふうに私はその時思った。』と申し上げた上で、『あんまりこういう人は来てほしくなかったなと思った、その時は。ただ組織委員会の外の話なんで、我々は関知できないのでということであった』」と発言したとした。
そのため、大村知事は「タイチームに対して『来てほしくなかった』という趣旨の発言はしておりません」と主張。「事実関係に反する記述が見られる記事について、厳重に抗議し、訂正を求めました」とコメントした。
いずれにせよ「来てほしくなかった」と発言したこと自体は事実であり、大村知事のもとには「ハッキリと『来てほしくなかった』と言ってるじゃん」「言い訳どころか説明にさえなっていません」「切り取りでもなんでもない」という声が集まっている。
切り取り報道で本来の意味が伝わらないことはよく起こるものの、今回の場合は大村知事がその通りの発言をしていることもあり、説明をしたことで火に油を注ぐ形に。騒動の収束はまだ先になりそうだ。






