千葉・東京外環道を車で逆走した女が逮捕、東北自動車道では逆走事故が相次ぎ複数名の命が奪われる
千葉県内の東京外環道を約10キロ逆走して逃走した55歳の女が9日、東京・渋谷区で銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕された。
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発端は同日朝、女は京葉道路の松ヶ丘料金所の出口付近で車を長時間停止させ、ネクスコ東日本の関係機関が県警に通報。到着した千葉県警高速隊は、女が左手に刃物を持っているのを確認し、女に職務質問をかけたが呼びかけに応じず。
すると、女は車を走らせ本線へ停止していたパトカー3台に突進し、外環道などを逆走して逃走。同隊は逆走による追跡は危険と判断して取りやめ、その後に警視庁が同区内で確保した。
10キロにも及ぶ逃走劇では、幸い事故は発生しなかったとみられる。近年、高速道路での逆走事故が後を絶たず、社会問題となっている。
記憶に新しい2024年8月、栃木県那須塩原市横林の東北自動車道下り線で、逆走する軽ワゴン車と乗用車が正面衝突し4人が死傷した事故。逆走した軽ワゴンは、下り線上で転回し逆走を始めた。
下野新聞(下野新聞社)は、事故直前に軽ワゴン車とすれ違ったという一家で福島県に帰省中だった横浜市の会社員男性を取材。男性は突然、正面に逆走車が現れ「とっさにハンドルを切って避けられたが、サイドミラーが当たるぎりぎりだった」と話し、「すれ違った後は、体の震えが止まらなかった」と当時の様子を明かした。減速せず、次々と衝突事故を起こし最終的に車2台が全焼し双方の運転手2人が死亡、乗用車の子ども2人が重傷を負った。
なお、同市では昨年4月にも東北自動車道上り線で逆走車がほかの車に正面衝突するなどして3人が死亡している。警察の調べでは、逆走車は約3キロ離れた黒磯板室インターチェンジ(IC)から反対方向に進入したことが判明。
同ICで上り線に入る際は信号機のあるY字の交差点を道なりに右側へ進むが、誤って左折すると上り線から降りてきた車と対向し、逆走することになる。当時の現場では「進入禁止」の標識や右側へ誘導する矢印の看板、車線の色分けなどがされていたが、物理的に左折できないようにする仕組みにはなっていなかった。
この事故を機に、同ICでは防止対策の工事が同年12月に完了。案内板は路面の色に合わせ、「右へ進め!!」と巨大に表示され、ガードレールを増加し、方向を指示する看板も数多く設置した。
さらに、逆走しても高さ35ミリの段差でドライバーに異変を知らせる仕組みを導入。両サイドに「×逆走×」と書かれた赤い看板をずらりと並べ、即座に目に入るメカニズムを取り入れた。
走る凶器にもなる車。人を巻き込む逆走など決して許されるものではない。






