「VIVANT」福澤監督の“パワハラ”騒動でも第2シーズンは好発進、“昔かたぎ”の一方で過去作品は大ヒット尽くし
俳優・堺雅人が主演するTBS系連続ドラマ「VIVANT」の第11話が26日に放送された。第2シーズン初回は、世帯視聴率18.8%、個人視聴率12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、高水準でのスタートを切った。
パワハラ疑惑で揺れる「VIVANT」 その裏で動く“劇場版計画”
同作は2023年7月期に放送され、約2カ月半にわたるモンゴルロケや総移動距離1000キロに及ぶ大規模撮影で話題を集めたオリジナルドラマ。シーズン2は日曜劇場では異例となる2クール連続放送となり、放送終了後はネット上などで「VIVANT」旋風が巻き起こっている。
一方で13日には、同シリーズの原作・演出・プロデュースの3役をこなす福澤克雄監督が、現場の若手スタッフからパワーハラスメントを訴えられ、一時期、撮影現場を離れていたとニュースサイト「週刊女性PRIME」(主婦と生活社)に報じられた。
同局は各社の取材に対して「パワーハラスメントに該当する撮影現場での言動が認められ、厳正に人事上の措置を行った」とコメントし、ドラマの放送予定には「影響はございません」と回答していた。
報道は多くの関係者に衝撃を与えたものの、その後は現場に復帰。ドラマは無事に撮影が終了したとされ、同ドラマのスタッフロールには「原作・脚本 福澤克雄」と明記され、その名が削除されることはなかった。
福澤監督を知る関係者の話によれば、「怖いタイプの監督ですね。NGを嫌う人で、有名俳優にも遠慮なく『お前だけだぞ、NGを出してるのは!』と怒鳴ることがありました。そういった姿もあってか撮影現場はいつも緊張感があります」と語る様子も伝えられ、“昔かたぎ”がフォーカスされた。
福澤監督といえば、福澤諭吉の玄孫で知られ、大柄な体格からアニメ「ドラえもん」のジャイアンにちなんで「ジャイさん」の愛称で一目置かれる。1989年に同局へ入社し、ドラマ「3年B組金八先生」(1996年など)シリーズや「GOOD LUCK!!」(2003年)、「砂の器」(2004年)、「華麗なる一族」(2007年)などのヒットドラマの制作に携わった名物テレビマン。
2013年と2020年放送の「半沢直樹」は、驚異的な視聴率をたたき出しテレビ界にその名を刻んだ。また、ドラマ制作だけでなく、2008年には、元SMAP・中居正広主演の「私は貝になりたい」で初の映画監督も務め、今では名監督の座に就く。
製作費にとらわれず、ここで一発、世界に向けて勝負しようと制作した「VIVANT」。サプライズゲストにも注目が集まり、今期ドラマは完全にジャックしたともいえるだろう。






