「ライオン脱走デマ」から10年 令和8年熊本地震で問われる情報との向き合い方
7月28日16時27分ごろ、熊本県宇城市および氷川町で最大震度7を観測する地震が観測された。
大きな被害として、同県嘉島町の「イオンモール熊本」で少なくとも2人の死亡が確認されたほか、一部の地域では家屋が倒壊するなどしている。
通報が激増する「令和の暴走族」実態 特攻服なし、万バズ狙い、レディース最多、外国人も
気象庁は今回の地震を「令和8年熊本地震」と名付け注意を促すほか、熊本県で震度7以上の揺れを観測したのは2016年4月14日に前震、16日に本震が観測された「平成28年熊本地震」以来、10年ぶりの出来事となっている。
「平成28年熊本地震」では、2011年(平成23年)に発生した「東日本大震災」と比較して「ネット上におけるデマ情報」がより多く報告された震災として記憶されている。
これら一連のデマ情報のうち特にSNS拡散されたのが「動物園からライオンが放たれた」というデマ情報であった。
これはX(当時:Twitter)上にて当時20歳の男性が、上記の文言と共に深夜の街中を闊歩(かっぽ)するライオンの合成写真を投稿。結果、男性は「熊本市動植物園の業務を妨害した」として偽計業務妨害で逮捕(後に起訴猶予処分)となっている。熊本県警は同5月8日までに「ライオン」以外にも「井戸に毒がまかれた」「怪しいグループの空き巣被害が多発している」「富士山で大噴火が起こる」などのデマ情報が計135件あったと報道された。
今回の「令和8年熊本地震」に関しては、「平成28年」の教訓があるためか、悪質極まるデマがあまり報告されていないようだが、10年前とは違い誰もが生成AIなどで精巧なフェイク画像や動画を作ることが可能な世の中になっている。
余震が収まり、落ち着きを取り戻す日まで「デマ情報」には気をつけてほしい。






