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相次ぐ「ゲリラ豪雨」その背景で「傘の値段」も上昇中

7月後半に入り、東京では夕方から夜にかけて短期間のうちに激しく振り続ける雨、通称「ゲリラ豪雨」が数多く発生した。

全国の小学校で「日傘」需要が高まるも危険視する声も

そんな時に必須となるのが「傘」であるが、近年では生活必需品である傘も値上げ傾向にあるようだ。

特にこれまで「突然の雨」の強い味方であったビニール傘は値上げ傾向が高いとされ、2015年前後にコンビニエンスストアで販売されていた傘は一本400~500円という安価であったが、近年では700~900円と大幅値上げとなっている。

ビニール傘の価格が上昇した背景には、これまで原材料として使われてきたポリ塩化ビニールが「環境汚染につながる」として使用が控えられ、代わりにポリオレフィンと呼ばれる樹脂素材が使われるようになったからだとされる。

だが、ポリオレフィンは石油から作られるプラスチック素材であったため今年に入ってから、中東地域の情勢悪化の影響で値上げが著しく、さらなる値上げとなっている。

そのような「傘の値上げ」を解消すべく注目されたのが、スマホなどで手続きが可能な「傘のシェアリングサービス」である。急な雨でも一本140円程度で傘を借りることができるシェアサービスは傘の値段が高騰しつつある現在、エコにもつながる事業である。

だが、傘のシェアサービスは現状、鉄道やショッピングモールなどに限られており、また本数も限られるため、現在のように「ゲリラ豪雨」が相次ぐ異常気象の場合は、対応しきれないケースも多いようだ。

また、傘のシェアサービスと同じく需要が高まっているとされているのが、日傘と雨傘の両方に使える「晴雨兼用傘」であるという。 

7月~8月の気温上昇が急激にはじまったここ数年、日傘は一気に身近なものとなったが、軽量化に特化した日傘は「雨傘に代用できない」という弱点があった。

だが、近年は値段こそ張るが、丈夫で長持ちな素材を使った晴雨兼用傘にも高い需要があるようだ。前述のようにプラ素材に限らず、傘の原材料は高くなっているが丈夫な傘を一本持っておくだけで、日射や雨に耐えられる利便性が再評価を受ける形となっているようだ。

異常気象が続く現在、「傘選び」を制する者は夏を制する……と言っても過言ではないかもしれない。

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