
「不徳のいたすところ」 前里光健さん敗戦の弁
午後10時半過ぎにテレビで嘉数登氏の「当選確実」が報じられると、前里光健さんの平良下里の選対事務所はしばらく沈黙に包まれた。
午後10時半過ぎにテレビで嘉数登氏の「当選確実」が報じられると、前里光健さんの平良下里の選対事務所はしばらく沈黙に包まれた。
平良下里の下地明和さんの選対本部事務所には多くの支持者が詰めかけ開票の動きを見守っていたが、午後10時50分ごろにテレビ報道で嘉数さんの当確が出ると、重苦しい雰囲気となり、涙を流し背中をさすり合う支持者らの姿も見られた。
平良西里の座喜味一幸さんの選対事務所には支持者が集まり、テレビの開票速報に見入った。
19日に投票が行われた第6回宮古島市長選挙は、即日開票の結果、前副市長で新人の嘉数登さんが初当選を果たした。
宮古島市長選挙は19日、市内22カ所で投票が行われた結果、投票率は58・83%となり、前回を6・81ポイント下回った。
市長選と同時執行の市議会議員補欠選挙(欠員2)は4人が争った結果、小売業者役員で新人の大城仁氏(27)=無所属=が1万2千529票で初当選、前県議で元市議の國仲昌二氏(64)=無所属=が8374票で返り咲きを果たした。
任期満了(1月24日)に伴う第6回宮古島市長選挙は19日投票が行われ、午後9時から即日開票された結果、前副市長の嘉数登候補(61)が9345票を獲得し、次点で現職の座喜味一幸氏(75)に2245票の差で初当選を果たし、嘉数氏は市政の新たなかじ取り役を託された。
市議会議員補欠選挙は欠員の2議席をめぐり、無所属新人の大城仁(27)、無所属元市議で前県議の國仲昌二(64)、未来党公認の新人の新里光男(59)、無所属新人の根間康雄(63)の4候補が争っている。
宮古島シーホークス(松澤寛之会長)は17日夕、きょう19日に投開票を迎える宮古島市長選に立候補している前副市長の嘉数登候補に推薦状を交付した。
第6回宮古島市長選挙および市議会議員補欠選挙の運動最終日となった18日夕、市長選に立候補した下地明和、座喜味一幸、前里光健、嘉数登の4候補者陣営では島内各地で打ち上げ式を行った。