
候補者一本化を断念 下地、新里両県議 市長選、分裂選挙決定的
【那覇支局】来年1月19日投開票の宮古島市長選で保守系候補の一本化を目指していた下地康教、新里匠両県議が14日、那覇市内で会見し、先月から調整を進めていたが、不調に終わり、「一本化を断念した」と明らかにした。
【那覇支局】来年1月19日投開票の宮古島市長選で保守系候補の一本化を目指していた下地康教、新里匠両県議が14日、那覇市内で会見し、先月から調整を進めていたが、不調に終わり、「一本化を断念した」と明らかにした。
来年1月12日告示、19日投開票で行われる宮古島市長選挙に立候補を表明している現職の座喜味一幸氏(74)が14日、平良西里の後援会事務所で会見し基本政策を発表した。
富浜氏は、島内での住居確保の問題が深刻化している中で、老朽化した集合住宅を建替えて居住空間を増やそうとオーナーが考えても、移転先のない居住者がいることで建替えができない事例も多く、問題解決の糸口が見えない。
池城氏は、座喜味市長の強い意志で児童生徒への各種補助が拡充され、多くの喜びの声が届いているとして、今年度の選手派遣費・検定料・修学旅行費の補助実績の説明を求めた。
友利氏は、座喜味市長が就任以来続けてきた第一次産業従事者への手厚い政策の中でも、県農業共済の掛け金に対する補助が有効に機能しているとして、同組合宮古支所の実績を問い、市は「サトウキビ共済、施設園芸共済、収入保険共済、家畜共済保険での4種の共済加入率で宮古支所が県内トップとなった」と説明。
上里氏は、市税の滞納者に対する財産の差押処分の執行件数を問い、市は「昨年度実績で給与・預貯金の差し押さえに至った件数は661件で、対象者数は399人となる」と回答。
来年1月12日告示、19日投開票で行われる宮古島市議会議員補欠選挙へ向けて13日、自営業の根間康雄氏(63)が出馬を表明した。
沖縄製糖宮古工場は13日、2024・25年期サトウキビ製糖操業を開始した。
狩俣氏は、下地竹アラ地区ほ場整備事業に続いて、現在進行中の市し尿処理施設整備工事(プラント電気)の入札契約に対しても、那覇地裁検察庁に告発状が提起されていることに苦言を呈した上で、市の対応について質問した。
上地氏は、交差点付近にある防風林が、道路の安全走行を妨げている箇所が存在するとして、防風林の伐採を求めたのに対し、市は「国の補助により植栽された防風林の伐採は難しい面が多いことから、交通に支障を与える防風林については、下枝の剪定などの対応を行い、交通の安全確保に努める」と応じた。