尖閣周辺で一時領海侵入 中国船4隻、海保が退去させる 接続水域航行は63日連続
尖閣諸島(石垣市)周辺海域で10日午後、中国海警局の船舶4隻が相次いで日本の領海に侵入した。いずれも機関砲などの砲を搭載した船で、現場に配備された海上保安庁の巡視船が領海からの退去要求や進路規制を実施。同日夕までにすべての船を領海外側の接続水域へ退去させた。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは63日連続となった。
第11管区海上保安本部によると、領海侵入を起こしたのは「海警2308」「海警2501」「海警2301」「海警2304」の4隻。
同日午前中から大正島や久場島周辺の接続水域内を航行していたが、午後4時3分ごろから4時18分ごろにかけて、魚釣島北北西から相次いで領海内に侵入。巡視船による即座の警告と繰り返し行われた進路規制により、4隻は午後5時44分ごろから午後6時ごろにかけて魚釣島南西から順次領海を退出したという。
退去後の午後6時10分現在では、4隻とも魚釣島南西約25~29キロの接続水域内を南南西向けに航行しているとのこと。巡視船が現場で厳重な監視警戒を続けるとともに、再び日本の領海へ侵入しないよう警告を行っている。



