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プロ野球・中日の新監督に「優勝請負人」工藤公康氏が就任、酒豪伝説では医者から「あんた死ぬよ」と宣告も

中日ドラゴンズの新監督にソフトバンクホークス元監督・工藤公康氏が就任すると8日、わかった。現監督の井上一樹氏は今シーズン限りで辞任することが発表され、球団は次期監督探しを進めていた。

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工藤氏は監督としてソフトバンクを5度の日本一に導いた名将。6年連続Bクラス、14年連続クライマックスシリーズ出場がない長期低迷チームの再建を目指す中日は、所属経験がない工藤氏に頼みの綱を託した。

工藤氏は1981年、ドラフト6位に指名され、西武ライオンズの投手として11度のリーグ優勝、8度の日本一を経験。実は工藤氏、1994年と1999年に2度のFA宣言を行っているのだがその際、中日も争奪戦に参戦している。しかし、1度目はダイエーホークス(現:ソフトバンク)、2度目は読売ジャイアンツに獲られ、中日にとって工藤氏は長年、“敵”であった。

現役時代は2010年まで29年間にわたり、前出球団に加えて横浜ベイスターズの4球団で活躍。通算635試合登板、224勝142敗3セーブ、2859奪三振、防御率3.45の成績を残し、最優秀防御率4回、最多奪三振2回、NPB最多タイ記録となる最高勝率4回を獲得したほか、最優秀選手(MVP)を2回受賞、ベストナイン・ゴールデングラブ賞にも各3回選出された。

また、日本シリーズ出場年数は日本プロ野球名球会顧問・王貞治氏と並ぶ日本プロ野球(NPB)最多タイ記録の14年であり、3球団で日本シリーズの勝利投手になったNPB史上唯一の投手である。

2011年に現役引退を表明。2015年から2021年まではソフトバンクの監督として指揮を執り、現役時代に3球団で11回の日本シリーズを制覇したことなどから「優勝請負人」と称され、2016年には野球殿堂入りを果たした。

そんな工藤氏は、プライベートも豪快で知られた。先月、西武黄金期に主力投手として活躍した前GM・渡辺久信氏とともに工藤氏が元プロ野球選手・古田敦也氏のYouTubeチャンネル「フルタの方程式」に出演。

古田氏をはじめとする元プロ野球選手たちからの質問に応じ、そのなかで「今はあまり飲まないけど、選手時代はすごくお酒を飲んでいましたよね?」と、現役時代の酒豪伝説に触れられた工藤氏は苦笑。すると古田氏が「この2人(工藤氏と渡辺氏)は試合後に所沢から六本木までタクシーで行っていた」と、試合後の豪遊逸話を暴露した。

これに工藤氏は「相当お金はかかった」としながらも、2013年の日本経済新聞のコラムでは医者から「こんなことを続けてたら、あんた死ぬよ」と宣告されたと明かし、奔放だった私生活を振り返っている。

球界の最強レジェンドは、最下位を争う低迷チームを立て直すことができるのだろうか。

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