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中国海洋調査船「向陽紅03 」

中国海洋調査船「向陽紅03」が離脱 波照間島沖EEZで無断活動 海保が警戒継続

 第11管区海上保安本部は25日、波照間島南南東のわが国排他的経済水域(EEZ)内で日本の事前同意を得ずにワイヤーのようなものを海中に延ばして活動していた中国の海洋調査船「向陽紅03」が、同日午前7時36分ごろに地理的中間線を西側へ航過し、EEZ外へ離脱したと発表した。同船は17日の初確認以降、監視が続けられていたが、24日にも無断調査が確認されたため、巡視船が無線で即時中止を要求するとともに厳重な警戒監視を行っていた。引き続き周辺海域での警戒および監視を徹底するとのこと。
 同本部によると、24日にも同船が船尾からワイヤー状のものを海中へ引き延ばしているのを巡視船が確認した。海上保安庁の巡視船は「わが国の同意を得ない海洋の科学的調査は認められない」と無線で警告を行い、調査の中止を求めた。
 その後も巡視船による監視と警告が続けられた結果、25日午前7時36分ごろに同船が地理的中間線を西側へ向けて航過したことを確認。同本部は今後、さらなる特異動向が認められなければ対応を警戒態勢の維持へと移行する方針だ。
 沖縄周辺のEEZ内における中国海洋調査船の無断活動は、今年3月30日に約10カ月ぶりに確認されて以降、急増。先島諸島から久米島沖に至る広大な海域で中国船による無断調査が相次いでいる。今年に入り確認された主要な事案はすでに10件を超えており、過去最高水準のペースとなっている。

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