売上1億円超も台風響き減算 「マンゴー共和国」閉国 好成績の生産農家表彰と感謝の夕べ
マンゴー共和国2026フィナーレ「感謝の夕べ」(同実行委員会主催)が23日、島の駅みやこテラスで行われた。生産農家や関係者らが一堂に集い、今シーズンの健闘をたたえ合うとともに、さらなる品質向上と発展を誓い合った。表彰式では、共和国大統領を務める嘉数登市長から各優秀農家へ賞状と盾が授与された。期間中のマンゴー総売り上げは1億70万円を記録。7月の台風被害などの影響を受け、過去最高を記録した前年の1億1988万円を下回る結果となったが、厳しい環境下で丹精込めて育てられた宮古島産マンゴーは全国の消費者を魅了した。
に立った実行委員長の西里長治社長(雪塩)は生産農家の協力に感謝し、「今年はシーズン前から単価が上がるなかでの取り引きとなり、期待していたが7月の台風でダメージを受けた。島の駅みやこの全体の売り上げは昨年に比べて2割ほど減った」と振り返った。
今後に向けては「価格は上がっているので品質の良いマンゴー作りへ情報交換し、来年はもっと高く売るために手を取り合って頑張っていきたい」と述べた。
嘉数大統領は「今シーズンも素晴らしい宮古島マンゴーを育て、届けてくれた生産者に感謝したい。台風や病害虫への対応など苦労が多く、売り上げは減産となった。そのような厳しい環境でも一玉一玉に愛情を注ぎ品質にこだわって育ててくれたことで今年もたくさんの笑顔が生まれた。島民は地元の味として楽しみ、贈答用として全国各地に届けられたマンゴーは大切な方々に喜んでいただいた」と述べ、宮古島マンゴーのさらなる発展を祈念した。
生産農家を代表し乾杯の音頭を取ったマンゴー部会の杉本和彦副部会長は「台風を乗り越え無事にシーズンを終えられた。きょうは楽しみ、(今後も)皆さんの力で盛り上げ、来年は豊作の年にしていきたい」と述べた。
お楽しみ大抽選会もあり、生産農家や関係者らは情報交換しながら楽しい時間を過ごした。
宮古島産の夏の味覚を代表するマンゴーのシーズン到来を告げる「マンゴー共和国2026建国式」は6月16日に開催された。イベントでは嘉数市長が建国を宣言し、国民の三大義務の▽マンゴーを食べ続ける▽マンゴーを積極的に購入する▽マンゴーを贈る――を呼び掛けた。期間中、島の駅みやこには地元住民や多くの観光客らが買い求めた。
表彰者は次の通り。敬称略。
【ベストオブザイヤー賞(最高売上)】ふれあいフルーツ宮古島
【エクセレント賞(最多売上)】南風マンゴー園
【ベストセールス賞(最高平均単価)】兼島拓也
【躍進賞(前年比)】松本久美



