“無人駅”が特殊詐欺の受け渡し場所に 奈良で20件以上確認「弁護士がお金を取りに行く」
最近、奈良県で特殊詐欺に無人駅が使われるケースが相次いでいる。
奈良県警によると、息子などを装った人物から「トラブルで示談金が必要になった」「弁護士がお金を取りに行くから渡してほしい」といったウソの電話がかかってきた後、無人駅や無人となる時間帯がある駅に呼び出される手口が、去年から目立ち始めている。これまでに20件以上確認されているという。
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このうち無人駅では、JR奈良駅の1駅となりの京終駅で9件、平城山駅で5件が確認されており、近鉄の西ノ京駅でも数件起きている。また、無人となる時間帯がある駅でも4件確認されている。さらに最近では、奈良県内の被害者が、無人となる時間帯のある大阪市内の駅に呼び出されたケースも数件あった。
被害者は駅に呼び出された後、周辺の住宅街などに誘導され、現れた受け子に現金を持ち去られている。受け子の多くは代理人や弁護士を装った20~30代ぐらいの男だった。
また、このような状況を受け、京終駅を含む3駅では7月から注意喚起のポスターを掲示。〈注意! 多額の現金をお持ちで、息子さんやお孫さんとお待ち合わせのお客さま!!伝言がございますので、駅改札前のインターフォンを押してください!〉と駅員への連絡を促し、駅の構内放送でも注意喚起の音声を流している。
警察は人目につきにくい駅の周辺を現金の受け取り場所にしている疑いがあるとみて注意を呼びかけているが、それにしても無人駅を特殊詐欺の舞台にするとは詐欺グループも悪知恵が働くものだ。






